「横抱き」の
抱き方・コツ・注意点
2021/05/06
新生児の頃から行うことができる「横抱き」。抱っこの中でもする機会が多く、抱っこの基本と言えます。
そんな横抱きの抱き方や特徴、横抱きをする上でのコツ・注意点を紹介します。
そんな横抱きの抱き方や特徴、横抱きをする上でのコツ・注意点を紹介します。
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はじめての抱っこをするママ・パパに向けて、抱っこの基本や心構え、注意点などをご紹介します
目次
横抱きの「抱き方」
首とおしりの下に
手を差し入れる
・片方の手を赤ちゃんの首の下に差し入れて、頭と首のあたりを支え、上体を少し持ち上げるようにします
・もう片方の手をおしりの下に差し入れて、おしりを手のひら全体で包み込むように支えます
抱き上げて
横向きにする
・差し入れた両手で、赤ちゃんを抱き上げます
・このとき、ママ・パパの腕が伸びていたり、背中が丸まっていたりすると、腕や腰に負担がかかってしまうので、胸のほうに引き寄せるようにして抱き上げると良いでしょう
・抱き上げたら、首を支えているほうの手を手前に引くようにして赤ちゃんを横向きにします
首と頭を
ひじの内側で支える
・赤ちゃんを横向きにしたら、首と頭を支えていた手をスライドさせて、赤ちゃんの頭をひじの内側に乗せます
・ひじの内側で支えることで、赤ちゃんの頭も安定します
おしりを
腕全体で支える
・抱きかかえる際におしりを支えていた手もスライドさせて、腕全体で抱え込むようにおしりを支えます
・手のひらだけで赤ちゃんを支え続けると、手首を痛めてしまう恐れがあります
・なるべく腕全体、からだ全体で赤ちゃんの体重を支えるようにすると、負荷が手首に集中することもなくなり安定します
・そうすることで、ママ・パパにとっても、赤ちゃんにとっても楽な抱き方になります
横抱きの「特徴」
特徴
基本の抱き方
・横抱きは、授乳や泣きやませ、寝かしつけなど、お世話の様々な場面で行うことになる、最も基本的な抱き方です
特徴
新生児の頃から可能
・首や体がしっかり固定されるので、新生児の頃から行うことができる抱き方です
横抱きの「コツ」
コツ
頭はひじの内側で
支える
・手のひらで赤ちゃんの頭を支えると、手首が疲れやすく、赤ちゃんもグラついて安定しません
・手のひらだけでなく腕も使い、ひじの内側で赤ちゃんの頭を支えるようにすると、疲れにくく、赤ちゃんの姿勢も安定します
コツ
腕全体を使って
抱っこする
・手だけで赤ちゃんの体重を支えようとすると、手首に負担が集中し、ケガの原因にもなってしまいます
・そのため、なるべく赤ちゃんを体側に引き寄せるようにして、腕全体で支えるようにすると、ママ・パパの負担も少なくなります
・赤ちゃんにとっても、より密着感が得られるので、安心につながります
・腕で丸く輪っかを作り、腕で赤ちゃんの頭と足を支えてすっぽりと抱く抱き方も、疲れにくいのでおすすめです
・ママのお腹の中にいるときの姿勢に近くなるので、赤ちゃんにとっても落ち着く抱き方です
コツ
おくるみやタオルを
活用する
・おくるみやタオルで赤ちゃんをくるんで抱っこすると、赤ちゃんの体勢が固定されるので、腕全体を使った抱っこがしやすくなります
・全身を包まれることで、赤ちゃんも安心します
横抱きの「注意点」
注意点
腱鞘炎に注意
・腕全体を使わずに手だけで抱っこしたり、抱っこをしすぎたりすると、手首に負担がかかりすぎて、腱鞘(けんしょう)炎になる恐れがあります
・以下のような工夫をすることで、腱鞘炎を予防しましょう
- 腕全体を使って抱っこ
- おくるみやタオルにくるんで抱っこ
- 授乳時は授乳クッションを使う
- 抱っこひもを活用する
- おくるみやタオルにくるんで抱っこ
- 授乳時は授乳クッションを使う
- 抱っこひもを活用する
詳しくはこちら
お世話を楽しく続けていくために、疲れにくい抱っこの仕方のポイントをおさえて、腱鞘炎を予防しましょう。
注意点
赤ちゃんを
体から離しすぎない
・手だけを使って、赤ちゃんを体から離した状態で抱っこすると、安定せずにグラついてしまい、赤ちゃんの落下など事故の原因となってしまいます
・お世話で必要な場面を除いて、基本的には赤ちゃんを体側に引き寄せて抱っこするように心がけましょう
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