ミルクの作り方・飲ませ方
手順とポイント
2022/02/03
ミルクを与える場合の作り方・飲ませ方の手順と、その際の注意点などのポイントについて解説します。
母乳を与える場合のやり方については、以下のページをご覧ください。
母乳を与える場合のやり方については、以下のページをご覧ください。
母乳による授乳について
手順とポイント
母乳による授乳を行う際の基本手順や、注意点などのポイントを紹介します。
目次
作り方・飲ませ方の手順
粉ミルクをはかって
哺乳びんに入れる
・それぞれの製品の説明に従い、粉ミルクに付属している計量スプーンで粉ミルクをすりきりにして、必要な量をはかります
・あらかじめ消毒しておいた哺乳びんに粉ミルクを入れます
できあがり量の2/3まで
お湯を入れて溶かす
・一度沸騰させて冷ました70℃以上のお湯を、できあがり量の2/3程度まで哺乳びんに入れます
・哺乳びんをゆっくり回すようにしてミルクを溶かします
できあがり量まで足して
しっかり溶かす
・できあがりの量までお湯を足します
・乳首やフタをつけたらさらに混ぜ合わせてしっかり溶かします
ミルクを人肌くらいの
温度まで冷ます
・哺乳びんに流水を当てる、ためた水に哺乳びんをつけるなどして、ミルクを人肌くらいの温度まで冷まします
飲ませる前に
温度を確かめる
・ミルクを飲ませる前に、必ずミルクの温度が人肌程度になっているか確認します
・自分の腕の内側にミルクをたらしてみて、やや温かく感じるくらいが目安です
赤ちゃんを抱いて
ミルクを飲ませる
・飲ませやすい姿勢(基本は横抱き)で、乳首をしっかり深く含ませてミルクを飲ませます
・赤ちゃんが空気を飲み込まないように、哺乳びんは横にせず傾けましょう
飲み終わったら
げっぷをさせる
・授乳時に飲み込んでしまった空気を出させるために、げっぷをさせます
ミルクを与える際の
ポイント
ポイント
必要に応じて
うまく活用しよう
・ミルクの場合は、仕事や病気などでママが母乳を与えられないときや、母乳が足りないときに使用することができます
・また、母乳育児に疲れてしまったときにも、ママ以外の人に授乳してもらうことができます
・ママの生活スタイルや、育児の状況に合わせて、ミルクをうまく活用すると良いでしょう
ポイント
スキンシップを
意識しよう
・ミルクによる授乳の場合は、母乳を与える場合と比べて、ママとの密着感がどうしても少なくなってしまいます
・ミルクを飲ませる際には、赤ちゃんの目を見る、声をかけるなど、意識的にスキンシップを取ることを心がけると良いでしょう
ポイント
授乳グッズは清潔に
・授乳に使用した哺乳びんや乳首などは、授乳が終わったら毎回きれいに洗い、消毒して清潔を保ちましょう
・哺乳びんの消毒は生後何ヶ月まで行うべきか?そもそも洗浄だけでなく消毒まですべきか?というのは専門家でも意見が分かれるところ
・迷う場合は、赤ちゃんの免疫機能が高まってくるとされる生後3~6ヶ月頃までは消毒を行うと良いでしょう
ポイント
ミルクを作るのは
1回ごとに
・ミルクは授乳するタイミングで1回ごとに作ります
・細菌の繁殖を防ぐため、調乳したミルクは2時間以内に使用し、飲み残しは与えないようにしましょう
哺乳びんを嫌がる場合はこちら
ミルクや搾乳した母乳を飲ませるとき、赤ちゃんが哺乳びんをくわえるのを嫌がって飲まない場合があります。
その理由は様々ですが、その解決につながるかもしれない基本的な対処法をいくつか紹介します。
その理由は様々ですが、その解決につながるかもしれない基本的な対処法をいくつか紹介します。
※調乳に関する参考資料
厚生労働省「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドラインについて」
https://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/kanshi/070605-1.html
厚生労働省「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドラインについて」
https://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/kanshi/070605-1.html
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