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初めての離乳食
基本と注意点

2021/05/08

離乳食の大まかな進め方や注意点などをまとめました。

離乳食は、月齢5~6ヶ月頃から始め、1歳~1歳半頃に栄養の大部分を離乳食から得られるようになり、離乳が完了するというのが一般的です。
しかし、成長・発達のスピードや順番は赤ちゃんによって異なります。

以下を参考にしていただきながらも、お子さんの様子に注意を払い、成長を楽しみながら焦らずに離乳食を進めていくと良いでしょう。

目次

1

離乳完了までのステップ

・離乳食を始めてから離乳するまでの期間は、赤ちゃんの成長に合わせ、一般的に以下の4ステップに分けられます
離乳食完了までのステップの図

開始・移行時期についてはこちら

離乳食の開始はいつから?
次のステップに進むタイミングは?
離乳食を始めるタイミング、次の離乳ステップに移行するタイミングの目安について紹介します
2

赤ちゃんの成長

・赤ちゃんは、月齢とともに、食べ物を食べるのが上手になっていきます
・まず、食べ物を食べ物だと認識して興味を持つことから始まり、離乳食の練習を繰り返すことで、次第に飲み込んだり噛んだりすることがうまくできるようになっていきます
離乳食の4ステップに当てはめると、以下のように成長・発達していきます
離乳食の成長の図
3

離乳食の回数の変化

・赤ちゃんの成長に合わせて、離乳食の回数を増やしていきます
・1回あたりの離乳食の内容についても、つぶしがゆ1さじから始めて徐々に量や種類を増やしていきます
・それにあわせて、授乳回数も減っていきます
離乳食の回数の変化の図

量や固さについてはこちら

離乳食の量はどれくらい?
固さの目安は?
離乳の4ステップに合わせて、離乳食の量と固さをどのように変化させていけば良いかの目安をご紹介します。

離乳食からとれる栄養割合について

離乳食からとれる栄養はどれくらい?卒乳の目安は?
離乳の4ステップに合わせて、栄養バランスがどのように変化していくかをまとめました。
4

離乳食の注意点

注意点1

赤ちゃんのペースに
合わせて

・成長・発達スピードや、消化機能の強弱、食べる量や早さなどは、赤ちゃんによって異なります
・一般的な情報を参考にしながらも、赤ちゃんの様子を常に観察して、赤ちゃんのペースに合わせて離乳食を進めるようにすると良いでしょう
注意点2

食物アレルギーに注意

・アレルギー反応があった場合に、すぐに病院を受診できるように、初めての食材を与える場合は、なるべく午前中に、少量から与えるようにしましょう
注意点3

赤ちゃんが食べられる
やわらかさに

・離乳食が固かったり粒が大きかったりすると、赤ちゃんはうまく食べることができません
・食材は、赤ちゃんが口の中でつぶしたり飲み込んだりするのに十分なやわらかさになるように調理しましょう
注意点4

衛生面に注意を

・赤ちゃんは細菌への抵抗力が弱いので、調理を行う際には衛生面に十分注意しましょう
・基本的には加熱調理したものを与えるようにすると良いでしょう
※参考資料
厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_04250.html

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