歯磨きを嫌がらない
ための3つのポイントと
具体的なケア
2021/05/10
赤ちゃんの乳歯が生えてきて、初めて歯ブラシを使い始めるとき、赤ちゃんが歯ブラシを口に入れるのを嫌がってしまうことがあります。
また、仕上げ磨きが本格化してくると、歯磨き自体を嫌がるようになることもあります。
まとめ
ポイント
口の中に物が触れる
ことに慣れさせる
(※乳歯が生える前~生え始め)
ポイント
早めに
歯ブラシに慣れさせる
(※乳歯の生え始め)
ポイント
歯磨きに嫌な
イメージを持たせない
(※乳歯の生え始め~)
各ポイントの説明
ポイント
口の中に物が触れる
ことに慣れさせる
(※乳歯が生える前~生え始め)
・歯がある程度生えそろってから急に歯磨きを始めると、歯ブラシを口に入れられることに抵抗を感じてしまう赤ちゃんもいます
・スムーズに歯磨きを始めるために、乳歯が生える前から、口の中に物が触れることに慣れさせておくと良いでしょう
1. おもちゃや歯固めを
噛ませる
・赤ちゃんが口に物を入れようとするようになってきたら、噛んでも良いおもちゃや歯固めを与えてみましょう
・歯の成長を促したり、落ち着かせたりするだけでなく、口に物を入れたり噛んだりすることに慣れるための練習になるので、歯磨きへの抵抗を抱きにくくなるでしょう
2. 指しゃぶりは自由に
させる
・指しゃぶりも同様に、口に物を入れることに慣れるための練習になるので、自由に行わせてあげると良いでしょう
3. ガーゼで歯をふく
・前歯の乳歯が生え始めの頃は、歯磨きの代わりにぬらしたガーゼで歯をふいてあげても良いです
・歯のお手入れだけでなく、歯に触られる練習にもなります
ポイント
早めに歯ブラシに
慣れさせる
(※乳歯の生え始め)
・おもちゃや歯固め、ガーゼとは感触が異なりますので、早い段階から歯ブラシの感触に慣れさせておくと良いでしょう
1. できれば1本目から
仕上げ磨きする
・前歯1~2本のお手入れであれば、ガーゼでふくだけでも十分です
・ですが、早めに歯ブラシに慣れさせるために、できれば1本目の乳歯が生えた段階から歯ブラシによる仕上げ磨きを行うと良いでしょう
2. 赤ちゃん用歯ブラシ
を持たせる
・仕上げ磨き用の歯ブラシとは別に、赤ちゃん用歯ブラシを持たせましょう
・うまく磨けなくても、噛ませて遊ばせるだけでも歯ブラシに慣れて歯磨きの練習になります
ポイント
歯磨きに嫌なイメージ
を持たせない
(※乳歯の生え始め~)
・歯磨きに対して「痛い」「怖い」といったネガティブなイメージを持ってしまうと、歯磨き自体を嫌がるようになってしまいます
・歯磨きを楽しませて、歯磨きに対してなるべく前向きにさせることが大切です
1. 仕上げ磨きは
やさしく手早く
・仕上げ磨きを長い時間行うと、赤ちゃんの口が疲れてしまい、歯磨きに対して嫌なイメージを持ってしまう恐れがあります
・また、必要以上に強く磨いてしまうことでも、歯磨きは痛いものと思ってしまう恐れがあります
・仕上げ磨きは「やさしく手早く」を心掛けるようにしましょう
2. お気に入りのグッズ
を使う
・歯ブラシや歯磨き粉などのグッズを赤ちゃんのお気に入りのものにしてあげると、歯磨きの時間をより楽しめるかもしれません
・お店で一緒に選んだり、好きなキャラクターの入ったものを選んだりしてあげると良いでしょう
3. 歯磨きの絵本で
興味を持たせる
・歯磨きをテーマにした絵本を読んであげることで、歯磨きをより身近なものに感じ、抵抗が少なくなるかもしれません
4. 歌で歯磨きタイムを
楽しく
・仕上げ磨き中に歯磨きの歌を歌ってあげることで、歯磨きの時間=楽しい時間というイメージを持たせるようにすると良いでしょう
関連ページを見る
歯磨き
まずはコレ!
いつ、何をすれば良い?乳歯の生えるタイミングと歯磨きのポイント