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スワドルアップ徹底解説!
夜泣きしなくなると噂の
「奇跡のおくるみ」

2021/09/07

「赤ちゃんが夜泣きをしなくなった!」「何時間も続けて寝てくれるようになった!」という口コミも多く、「奇跡のおくるみ」と呼ばれることもある『スワドルアップ』

でも、海外製で情報が少ないこともあり、「なぜぐっすり寝れるの?」「なんだかきつそうだけど、股関節に悪影響は出ないの?」「どこのメーカーが販売してるの?」など、色々と疑問を持つ方も多いようです

そこで、海外の公式サイトが発信している情報などを元に、メーカーの概要やスワドルアップの特徴と効果、安全性やメリット・デメリットについて、ベビーベーススタッフが調査を行いました。

購入を迷っている方、スワドルアップのことをよく知らないという方は、ぜひ参考にしてみてください!
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目次

メーカーについて

COMPANY
スワドルアップは、どこの会社が製造・販売しているのでしょうか?
会社の基本情報や、スワドルアップが誕生したきっかけ、会社や商品の受賞歴について見ていきましょう。

会社情報

会社名
Love To Dream
創業者
Hana-Lia Krawchuk
設立年
2009年
従業員数
11~50人
会社形態
非公開
所在地
オーストラリア
ニューサウスウェールズ州
ゼットランド
会社情報はLinked inより(2021年9月1日時点)
https://au.linkedin.com/company/love-to-dream-?trk=nav_type_overview
スワドルアップは、オーストラリアに本社を構える「Love To Dream」によって製造・販売されています。
従業員50人以下と小規模ながら、直販や代理店販売によって、世界45ヵ国に商品を展開し、これまで1000万個以上を売り上げてきたようです。
日本においては、「株式会社マザースマイル」が唯一の正規輸入代理店として販売を行っています。

創業ストーリー

創業者Hana
創業者Hana(※)
2児の母である創業者のHanaは、子どもの夜泣きと自身の睡眠不足に悩まされました。
色んな製品を買って試したものの、どれもうまくいきませんでした。
そこで、医学的な文献を読みながら試行錯誤を繰り返し、子どもが腕を上にあげた状態の方がよく眠れることに気づいたHanaは、ファッションデザイナーとしての経験やスキルを活かして、スワドルアップのプロトタイプを開発しました。
改良を重ね、スワドルアップはオーストラリアでおくるみの売上No.1となり、世界45ヵ国で販売されるまでになりました。
※https://lovetodream.com.au/about-us/
スワドルアップの初期モデルは、2児の母でもある創業者Hanaの、「自身の子どもの夜泣き」という身近な子育ての悩みがきっかけとなり誕生しました。
「家族全員のより長くより高品質な睡眠」という目標を追求し、製品の改良を続けてきたことが、世界的なヒットにつながったようです。

受賞歴

販売元の「Love To Dream」は、企業として「2017 Westpac Businesses of Tomorrow Award」(オーストラリアの未来を担う20の事業に与えられる賞)や、「2017 Telstra Business Awards, Australian Small Business of the Year」(オーストラリアの先進的な中小企業に与えられる権威ある賞)などを受賞しています。
他にも、商品に与えられる賞も含めると、45を超える世界的な賞をこれまで受賞してきたようです。
このことからも、世界的にスワドルアップの性能が認められ広まってきたことがわかりますね。

スワドルアップの特徴

FEATURES
それでは、世界的なヒットを遂げてきたスワドルアップには、いったいどんな特徴あるのでしょうか?
特徴としては、大きく分けて2つあるようです。

おくるみ
としての
機能

アームズ
アップ
デザイン

1つ目は、「おくるみとしての機能」
しかも、赤ちゃんをくるんで落ち着かせる、従来のおくるみとしての機能に加え、ファスナー式のためほどける心配がない、下からも開けられるためおくるみをほどかずにおむつ替えができる、といったメリットもあります。

もう1つが、スワドルアップの大きな特徴でもある、赤ちゃんが両腕を上にあげた形となる「アームズアップデザイン」
赤ちゃんの睡眠のことを考え、このような構造となっており、特許を取得しています。

スワドルアップの効果

EFFECTIVENESS
「おくるみとしての機能」「アームズアップデザイン」といった特徴が、赤ちゃんの睡眠にとってどのような効果をもたらしているのでしょうか?それぞれ見ていきましょう。

おくるみ
としての
機能

アームズ
アップ
デザイン

モロー反射
を防ぐ

自己鎮静行動
を妨げない

より良い睡眠 の実現

従来のおくるみと同様に、赤ちゃんの体を包むことで、モロー反射(音や光など周囲の環境の変化や、自身の体勢の変化といった刺激によって、ビクッと両手を伸ばして抱きつくような反応をする原始反射のひとつ)を起きにくくします
しかも、ファスナー式のため、途中でほどけてしまうこともありません。

また、従来のおくるみの場合、腕までくるんでしまうことで腕を自由に動かせなくなり、赤ちゃんの自己鎮静行動(赤ちゃんが自分の顔を触ったり、指をしゃぶったりすることで、自分自身を落ち着かせる行動)が妨げられてしまうことがありますが、スワドルアップの場合、常に両腕があがった「アームズアップデザイン」によって、赤ちゃんが自己鎮静行動をとりやすくなります

これらのことが、赤ちゃんのより長く質の良い睡眠につながっているとされています。

スワドルアップの安全性

SAFETY
スワドルアップは、赤ちゃんの体にフィットするデザインのため、見た目はなんだかきつそうに見えます。
赤ちゃんの股関節の発育に悪影響を及ぼさないか心配なところですが、安全性についてはどのような配慮がされているのでしょうか?

国際股関節異形成協会(IHDI)認証

スワドルアップ製品は、赤ちゃんが股関節と脚を自由に動かせ、股関節の発育に良いとされるM字型開脚の姿勢が取れるように、股関節や脚周りにゆとりをもった構造になっています。
そのため、国際的な非営利機関であるIHDI(国際股関節異形成協会)から、股関節の自然な発達を可能にする製品として認証を受けています
このことから、従来のおくるみに比べ、脚をおくるみで固定してしまうことで起きる股関節脱臼などのリスクも小さいと考えられます。

股関節脱臼についてはこちら

先天性股関節脱臼
予防と早期発見のポイント
股関節脱臼になりやすいチェック項目や、予防・早期発見のためのポイント、向き癖の対処法を紹介します。

オーストラリア乳幼児製品協会(INPAA)安全基準適合

また、「Love To Dream」のすべての商品は、オーストラリア乳幼児製品協会(INPAA)が定める安全基準にも適合しています

メリットとデメリット

MERIT & DEMERIT
スワドルアップの特徴や効果・安全性について見てきましたが、ここで、スワドルアップを使うことによるメリットを改めて整理してしましょう。
また、利用者の声なども参考に、スワドルアップのデメリットや、使用する上での注意点についてもまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

メリット

体をくるむことで、モロー反射を抑える
自然に腕をあげた姿勢になることで、自己鎮静行動がとりやすくなる
ファスナー式のため、睡眠中におくるみがほどけてしまう危険性がない
下からも開けられる2WAYファスナーにより、赤ちゃんが寝ていてもおくるみを脱がさずにおむつ替えが可能
腕があがっている状態になるため、意図せず赤ちゃんがうつぶせになってしまうことを防げる
脚や股関節を自由に動かせ、自然なM字型開脚の姿勢がとれるように、ゆとりのある設計になっている
一枚仕立ての生地で作られており、生地を重ねて巻く従来のおくるみに比べて通気性が優れている

「スワドルアップの効果」で紹介した、「モロー反射を抑える」「自己鎮静行動をとりやすくする」といったメリット意外にも、スワドルアップを使用するメリットはいくつかあるようです。

まず、スワドルアップはファスナー式のため、睡眠中におくるみがほどけてしまうことがないので、おくるみが赤ちゃんに巻き付いたり覆いかぶさったりする不慮の事故を防ぐことができます

また、2WAYファスナーは下からも開けることができるため、おくるみを脱がさずにおむつ替えができるので、おむつ替えのためにおくるみをほどいて赤ちゃんが起きてしまうといったことも防げます

スワドルアップを着用している間は、腕が常にあがっている状態になるため、何かの拍子に赤ちゃんがひっくり返りうつぶせになってしまうリスクも減らせます

脚や股関節周りを自由に動かせるような設計になっており、IHDI(国際股関節異形成協会)の認証も受けているため、股関節の自然な成長にも適していると考えられます。

従来のおくるみのように、生地を何重にも重ねて巻くことがなく、一枚仕立ての生地で作られているため、通気性が良く、より快適に着用することもできそうです

デメリット(注意点)

通気性は良いものの、夏場はエアコンを使用しないと体温調節が難しい
一般的なおくるみに比べるとやや高価
自己鎮静行動をとりやすい反面、手を吸うので手の部分の生地が汚れてしまう
効果には個人差や状況による違いがある

竹繊維で作られている夏用の「バンブーライト」は特に通気性に優れていますが、それでも日本では夏場はエアコンをつけないと使用するのが難しいという声が多く見られます。公式サイトでも、目安として「オリジナル」は室温20~24℃、「ライト」「バンブーライト」は室温24~27℃での使用に適していると紹介されています。(各商品については、次章の「月齢ステージと対象商品」を参照)

機能を追求している分、価格についても1着4000~6000円前後と、一般的なおくるみに比べるとやや高価な設定となっているようです。

赤ちゃんが常に両腕をあげた状態となる「アームズアップデザイン」は、「自己鎮静行動」を取りやすい反面、赤ちゃんが生地とともに手を吸うため、唾液でびちょびちょになってしまうことがあります。
毎日使用する場合は、2着以上購入して使い回すと良さそうです。

また、これはスワドルアップに限った話ではありませんが、赤ちゃんは理由なく夜泣きすることもありますし、その日のコンディションによって効果に差が出るということも考えられます。
一定期間継続して使ってみて、使用していない期間と比べてどのような違いが生じるかを探ってみると良いでしょう。

月齢ステージと対象商品

STAGE 1~3

スワドルアップの商品は、月齢や赤ちゃんの成長度合いに応じて、3つのステージに分けられています
各ステージと、対象となる商品をまとめました。
スワドルアップを購入する際には、お子さんに合ったステージの商品を選びましょう。

0-4ヶ月
Stage1

おくるみ期

生まれてから寝返りが始まるまでの赤ちゃんは、両腕をあげた「アームズアップ」デザインが特徴的な、おくるみタイプのスワドルアップを使用します。
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「スワドルアップ バンブーライト
夏用のスワドルアップ。竹繊維を95%使用しており、肌触りが良く、通気性に優れています。室温24~27℃での使用に適しています。
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4-9ヶ月
Stage2

移行期(寝返り後)

→赤ちゃんに寝返りしそうな兆候が見られたらすぐに、片方ずつ袖を外すことのできる「トランジションバッグ」に移行します。
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6-48ヶ月
Stage3

自立睡眠期

子どもが動き回れるようになったら、睡眠中にはだけてしまうことのないウェアラブルブランケットの「スリープスーツ」を使いましょう。
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